無塩せきガソリン

SALT-FREE GASOLINE

同世代の活躍を見ていると自分は何も積み上げてきてないなと過去を悔やむんだ

 

 

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tofubeatsが新アルバムを出した。

 

ここ最近PUNPEE、クリーピーナッツ、岡崎体育なんかはテレビもよく出てるし、平成世代のトラックメイカーの活躍がめざましい。すごいなあという思いである。

 

特にtofubeats、DJ松永、毛色が違うけど朝井リョウの3人は、ラジオ...とりわけオールナイトニッポンでの立ち振舞いがソックリで、その立ち振舞いがまさに俺ら世代って感じで、シンパシーを感じると同時に、そういうのとはちょっと違うもっと後ろめたい感情を俺は味わっている。

 

「俺が出たほうがゼッテー面白くできるって!!」とかそういうおこがましい感じじゃなくて、ああいう風に自分で自分の立場をきちんと築き上げられていて、それがしかも同世代であるということに、すごく劣等感を感じてしまうんだな。

 

誰かの強烈なフックアップやプロデュースではなく(されてるかは知らんけど)、地道な活動がそこに根付いているから成果物はもちろん最高だし、見た目も友達にいてもおかしくないようなイカれた格好をしていないから応援したくなる。それは本当だ。

 

ハンソンとかジャクソン5とか宇多田ヒカルみたいな音楽一家出身で幼少から大人気をかっさらっているようないわゆるナチュラルボーン天才じゃなくて、好きなものとじっくり向き合い何よりもこだわって誰よりも努力してずっと楽しんでいたんだろうなということがどの曲を聞いたってわかるのはすごいことじゃないか?

 

ポジティブで起業家精神あふれる類のガンバリブロガーだったら「今注目すべきな活躍している僕と同世代のミュージシャンn人!(nは0を除く自然数)」とかみたいな紹介の仕方になるんだろうけど俺が思うのは俺は今まで何もしてきていなかったんだなという無力感だ。

 

そもそもシーンは見えないところで活発で、ラップバトルで人気が出たりクラブテイストの音楽がアメリカで流行ったりしたことで表層化しただけだろう。今までしっかり自分のスジを通してきた人が正当に評価されているだけだ。

 

テキトーにダラダラ人生を消費するんじゃなくて、きちんと一日一日を燃え尽きて生きているんだろうなということを嫌でも想像してしまう。同世代の活躍を見ていると自分は何も積み上げてきてないなと過去を悔やむんだ。

 

どこか遠くに行きたいけれど

なぜか行けないのさ
わかってるフリをして
笑ってる君を見てる
優しいね

Baby/tofubeats

 

 

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アルバムの感想:

これは俺ら世代特有の感覚なのかはわからないが、大きくなったら世界がどんなもんか分かるかな?とか期待してたけど、蓋を開けてみれば隣のやつが何考えてるかもわからない感じなことが段々明らかになってきて、結局自分が何者なのかもよくわからないんだよな。そんな中で楽しいことしてればいいのかな?きっといいんだろうな。