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無塩せきガソリン

シーユーインザネクストライフ

ジーンズ遍歴 lot.002 - EIGHT-G 881

cte26533.hatenablog.com

 

 

EIGHT-G 881 16ヶ月 最初は3ヶ月に一回、後半は月イチペースで洗っている

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・中古購入

・16ozの迫力

・リペア跡、ペンキ飛沫、妙なアタリなどマイナス要素多数

・シルエットもただのストレートちょい太めでイマイチ

・生地や裁縫だけで見ると最高、各所デザインは微妙、だからこそ安いのでは(定価¥14,800)

・アタリもつきインディゴ残量的にもここからドンドン落ちるだろうけど、マイナス要素が多いのでレギュラー交代

 

 

www.heddels.com

 

orslowを穿き始めてからheddelsを定期的に見るようになり、「俺もキラーフェイズジーンズが欲しい」という思いは募っていった。しかしながらfadesに投稿されている中で気に入ったものとorslowではどうも雰囲気が違う。fadesでは(1year 0wash)つまり一年穿いてるけど一回も洗っていない…とかは当たり前なのに、更新が止まっているorslowのfacebookでは週一くらいで洗えとのこと。

cte26533.hatenablog.com

 

確かこの辺りでようやく日本語で「ジーンズ 洗い方 頻度」などと検索した気がする。すると出てくる出てくる。たかがジーパンやと言ってバンバン洗濯機乾燥機を回す一派、501を何本も所有して「この年代のディティールは〜」と細部まで完全に網羅しているヴィンテージ一派、レプリカ系ブランドの色落ちまで履き比べたりする501再現一派、サムライや桃太郎を絶対に洗わない根性履き一派、ディーゼルやデンハムを色落ちしないうちからドンドン買い替えている金持ち一派…などなど。日本にもきちんとジーンズ色落ち文化があったのだ。

 

 

こうしてジーンズを調べていく過程で様々なことを学ぶことになる。

・キラーフェイズ(濃淡差のあるバキバキの色落ち)のためには生地が厚い、つまりオンス数が大きい方が有利

・同じく糊付けされたものを洗わずに穿く方が有利

・洗わずに穿いているとブローアウト(生地が破れ突き抜ける)するのでタイミングを見極めて洗う

・セルビッジのアタリ、チェーンステッチのうねり、コインポケットの稲妻…などのディティールこそヴィンテージの醍醐味であり、こちらは洗わずに穿いていればいいというものではない

・財布なんかをポケットに入れておくとその形に沿って色落ちするのでクール

 

 

また、各ジーパン用語については俺がHeddelを先に認識していたということもあり、ヒゲではなくウィスカー、ハチノスではなくハニカム、バキバキではなくキラーフェイズ…などのように英語圏にも概念があるものは日本語で言うとなんとなく違和感がある。これは関西人にとってのマクド、関東人にとってのマックみたいなもんで、なんとなくだけどなんか嫌という感じ。

「ローデニムはリジッドのままキラーハニカムができるまでノーウォッシュでフェイドさせて、ブローアウトするだろうからリペアして…」みたいな。これだとルー大柴みたいだな。

 

 

こうして様々な知識に触れる中で、俺の理想とorslowが乖離していくことになる。60年代501を再現したという13.8ozの厚みは薄く感じ、「ディティール重視レプリカ系の良さも分かるけどやりたいことはそうじゃない」と思い始める。「たかがジーパンじゃねえよ。洗っちゃったらオシマイじゃねえかよ」と。

 

 

そんな中、古着屋で「エターナルもいいな…ウェアハウスもいいな…エビスはいらんな…」などと早くも次に購入するジーンズを見定めるために物色していた際のことだった。

古ぼけたジーンズの中に見つけたそれは、中古ではあるものの色落ちなどしておらず、セルビッジ、チェーンステッチなどのディティールも完璧で、生地感はしっかり厚く、まだ糊が完全に落ちていないようだった。

それがこのエイトジーであり、まだオアスロウが青々としている段階はあったが、¥3,000という値段もあり、即購入してしまったのだった。

 

 

※ちなみにエイトジーでは¥7,600からセルビッジジーンズが買えるので初心者にはオススメである。

item.rakuten.co.jp

 

エイトジーは染めが濃く、最初はなかなか変化がなかった。だから「これもしかして洗わないといつまでたっても色落ちしないんじゃない?」と不安になり、3ヶ月後にひどく汚れて一回洗い、そこから何かこぼして6ヶ月後に一回洗い…と当初の「絶対洗わない」という固い意志はどこかに行ってしまったのである。

しかしバックステッチが全損した6ヶ月あたりを境に徐々に色落ちし始めた。

一年を超えたあたりから割りとどうでも良くなり、ちょっと土埃がついたから…ちょっと多めに汗をかいたから…などと理由をつけて月イチで洗っていた。

これがエイトジーまでの俺の遍歴である。

 

そして約一年半が経ち、このへんで一旦区切りかなと思いA.P.C.へと心変わりしていくことになるのである。